遅かれ早かれ男性なら直面する問題である「ハゲ」。
特に若いうちから頭髪が寂しくなってしまうことを、世間では「若ハゲ」と呼ぶようです。
あまり浸透していない若ハゲですが、実はこれを読んでいるあなたも他人ごとではないかもしれませんよ!
この記事では、年齢的に何歳でハゲたら若ハゲなのか、そして今のうちで明らかになるハゲの原因や対策方法についてお話していきます!
・若ハゲが気になる人
・遺伝的にはげる可能性のある人
・将来ハゲたくない人
目次
何歳から若ハゲ?
まず、何歳でハゲ始めたら若ハゲというのでしょうか?
そもそも男性にハゲが多いのは「AGA(男性型脱毛症)」というある種の病気のせいではあるのですが、医学的には「10代~20代でAGAを発症している人が若ハゲである」としているようです。
若ハゲの特徴(AGA)として、その禿げ上がる形が「O型」「U型」「M型」の三種類あるとされており、それぞれの特徴は次のようになっています。
O型頭のてっぺん(つむじ)から同心円状に薄毛が進行するタイプ。
進行すると側頭部や後頭部にのみ毛が残る。
U型
おでこが全体的に広くなり、生え際が後退していくタイプ。
進行すると生え際の線がU字を描くようになる。
M型
おでこから生え際にかけてハゲていくものの、額の中央には毛が残るタイプ。
ドラゴンボールのベジータのような生え際になるのが特徴的。
このような形のハゲが徐々に段階的に進行していく特徴があり、特に若年者であるにもかかわらずこのような状態になってしまうことを若ハゲと呼びます。
実はこの若ハゲには兆候があり、以下に若ハゲの初期症状を列挙しておきますので自分に当てはまっていないか確かめてみましょう。
・抜け毛の量が以前よりも増えた
・髪の毛が柔らかくなった(猫の毛のようになった)
・髪の毛が切れやすくなった
若ハゲの原因
若ハゲも例外ではない男性型脱毛症(AGA)は、日本人男性のおよそ3人に1人が罹患していると言われています。
しかしその実態は、ほとんどが30代以降の発症だと報告されています。
では、なぜ若年層が若ハゲに悩まされているのでしょうか?
調査の結果、その原因は主に3種類あることがわかりました。
過度なストレス
ストレスは万病のもととも言いますが、若ハゲの原因でもあります。
ストレスによって引き起こされる健康被害の中に、血行障害というものがあります。
これは文字通り血の巡りがうまくいかなくなってしまうことを指すのですが、この原因が頭皮のほうへ現れることで脱毛につながります。
どういうことかというと、血の巡りが悪いことで代謝が鈍り、毛根から新たな髪の毛を作りづらくなってしまうのです。
特に10代や20代の若年者層は、学校や慣れない職場でのストレスにさらされる機会が多くあります。
また若ハゲは当人の不安要素にもなり、さらなるストレスを生んでしまう悪循環にもなってしまいます。
生活習慣の乱れ
生活習慣のうち特に食事に問題がある場合が多いとされています。
若い男性は脂っこい食事を好む傾向にありますが、食事によって摂取した脂が体外に排出される際に頭皮にへばりついてしまうことで健康な髪の毛が育たなくなってしまいます。
また、睡眠時に細胞の修復を促す成長ホルモンが分泌されるのですが、夜更かしが続いたり睡眠時間がまばらだったりするとこの分泌も満足にされません。
したがって、生活習慣の乱れから若ハゲにつながることが往々にして起こりうるのです。
男性ホルモンの過剰分泌
頭髪の脱毛を促してしまう脱毛ホルモンは、男性ホルモンに由来しています。
つまり、男性ホルモンが過剰に分泌されると若ハゲにつながる恐れがあるのです。
この原因としては主に次のようなことが考えられます。
・射精のしすぎ
・動物性たんぱく質の摂りすぎ
若ハゲの対策
ではいよいよ具体的に若ハゲの対策方法を探っていきます。
以下に列挙する対策方法はいずれも今すぐに実行できるものばかりですので、ぜひ参考にされてみてください。
頭髪を清潔にする
頭皮を脂でふさいでしまうことで、髪の毛が育たなくなってしまうとお話ししました。
なので、普段の入浴できちんと頭皮を洗浄してあげたら若ハゲの対策につながります。
具体的には、指の腹で頭皮をマッサージしながら洗浄してあげるとよいでしょう。
すると血行もよくなるため代謝が盛んになり、新たな髪の毛が育ちやすくなります。
薬用のシャンプーなどを使うのも効果的かもしれません。
食事に気を付ける
脂っこいものや動物性たんぱく質の摂りすぎに注意します。
油分の多い食事によって毛根が詰まってしまうと、髪の育成を阻害しかねません。
また、動物性たんぱく質の過剰摂取は男性ホルモンの過剰分泌につながります。
普段の食事を改善するように努めるだけで、十分若ハゲの対策になります。
睡眠をきちんととる
睡眠をきちんととるとは、
①毎日決まった時間に就寝すること
②睡眠時間を6時間以上確保すること
の2点を指します。
細胞の修復を促す成長ホルモンは、22時~4時の間に多く分泌されると言われています。
これは人体の仕組みとしてすでに出来上がっているものなので、時間をずらすことは残念ながらできません。
ですので、どれだけ忙しくてもなるべくこの時間に就寝しているようにしたいところです。
どうしてもこの時間に就寝することが難しい場合でも、昼寝などによって睡眠時間を確保することで若ハゲの対策には効果的です。
まとめ
男性である限り、いずれハゲてしまうのは仕方のないこと。
しかし、10代や20代で若ハゲになってしまうのはあまりに早すぎます。
原因をきちんと理解し正しく対策をすることで、若ハゲをしっかりと対処していきましょう。
また、ここで紹介した対策方法は年を重ねても役に立ちますので、ぜひ頭の片隅にでも入れておいてください。
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