リーンゲインズ(leangains)というダイエット方法をご存じですか?
最近になって日本でもよく聞くようになってきたダイエット方法ですが、実はメンタリストのDaiGoさんも実践しているのだとか。
しかし、まだまだ知名度も低いのが現状。
そこで今回は、リーンゲインズのやり方や驚くべき効果についてお話していきます。
・リーンゲインズのやり方を知りたい人
・リーンゲインズの効果を知りたい人
・新しいダイエット方法を探している人
目次
リーンゲインズとは
リーンゲインズとは、非常に短時間の断食を取り入れたダイエット方法です。
1日の間、食事を摂ってもよい時間と摂らない時間を明確に分けることで断食を実現するというものです。
ファスティングという断食ダイエットが日本でも少し前から流行っていますが、リーンゲインズは短時間の断食であるという点と筋力トレーニングをするという点で異なってきます。
マーティン=バークハンというスウェーデン人によって考案されたこのリーンゲインズは、様々な体系の人に流用することが可能であることから、2020年現在欧米で非常に人気のようです。
手間をかけずに最短時間で効果を得られるとのことで、忙しい現代人にとても向いているダイエット方法であると言えます。
リーンゲインズのやり方
リーンゲインズは、食事を摂る時間と食事の回数、筋力トレーニングの3要素で決定づけられます。
サプリメントを使用したりプロテインを飲んだりする必要はないようです。
やり方①:食事を摂る時間
リーンゲインズでは、食事を摂取する時間として8時間の枠を設けます。
残りの16時間は一切カロリーを摂取しません。
ただしこの8時間というのはあくまでも基準であって、自身の体型や目標などによって多少前後する分には構わないようです。
何時から何時までを食事の時間にするかは自身の自由ですが、欧米では「朝食を抜く」というのが一般的なようです。
すると、前日の夕食後~翌日の昼食前までのおよそ16時間をカロリーを摂取しない時間として位置づけしやすいのだとか。
やり方②:食事の回数
食事を8時間(ないしはそれ前後)の間に何回するかは当人の自由でよいのだそうです。
ただ、先述のように朝食を抜いて1日2食にすると、1食あたりの満足感が高くなるという傾向があるようで、食べ過ぎ防止につながるそう。
やり方③:筋力トレーニング
リーンゲインズでは筋力トレーニングも重要な要素になります。
具体的には、週に3日筋力トレーニングをしあとの4日を休息日にするのが一般的だそう。
トレーニング日も休息日もたんぱく質は努めて摂取するようにし、さらにトレーニング日では炭水化物の摂取を抑えるようにすると太りづらいです。
リーンゲインズで得られる効果
リーンゲインズで得られる効果には、次の3種類が主に挙げられます。
他のダイエット方法と違って精神的苦痛が少ない分、継続しやすいため効果を得やすいのだとか。
効果①:楽に減量できる
リーンゲインズでは、他のダイエット方法と異なって1回の食事量が多くなるので空腹感を感じづらいです。
そのため、比較的楽に食事制限ができるのでその分減量も容易にできます。
この食事サイクルを続けていくと、食欲に大きく関与する※グレリンという内分泌ホルモンが調整されるので、継続するほどに空腹感に苛まれにくくなります。
※グレリンとは
胃から産生されるペプチドホルモン。
下垂体に働き成長ホルモン分泌を促進し、また視床下部に働いて食欲を増進させる働きを持つ。
効果②:効率の良い脂肪燃焼ができる
食事をすると体内では、筋肉や肝臓などに蓄えられた栄養素(グリコーゲン)をまずエネルギー源にするので、脂肪の燃焼が期待通り行われないことが多いです。
リーンゲインズの短時間の断食によって体内で消費されるエネルギー源がグリコーゲンから体脂肪へとチェンジしていくので、効率的に脂肪を燃焼することが可能です。
効果③:頭が常に冴えた状態になる
血糖値が低めの基準で安定するため、思考が研ぎ澄まされ注意散漫になりづらくなります。
また、血糖値のふり幅も小さくなるため、常に一定の量の酸素が脳へ到達することになり、日中に眠気を感じづらくなることも得られる効果の一つです。
まとめ
日本ではまだまだ浸透していないリーンゲインズですが、そのやり方は非常に簡単ですし、それでいて得られる効果も魅力的です。
1日のうちで食事をする時間としない時間を分けるだけで簡単に痩せることが可能になるので、ダイエットやトレーニングにあまり時間をかけられないという忙しい方でも比較的取り組みやすいのではないかなと思います。
ぜひ、リーンゲインズというダイエット方法を普段の生活に取り入れてみてください!
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